公認会計士に必要な能力やスキルは?どんな人が向いている?

働き方

公認会計士に必要な能力やスキルが知りたい!
どんな人が向いているの?

そんな疑問にお答えします!

公認会計士になるには特別なスキルが必要なのか?
英語は必須なのか?

公認会計士試験に合格し監査法人に勤務するりんごが、会計士に必要なスキルを「合格前」「就職後」「+α編」に分けて解説いたします!

スポンサーリンク

会計士に必要なスキル:合格前

合格前に必要なスキルは一言で言うと「自己管理能力」です。以下で解説します。

スケジュール管理能力

公認会計士試験は合格率10%の難関資格。

約2年間の勉強期間が必要です。

受験科目が多いので講義やテキスト、答練も比例して多くなります。

それらを計画通りに進め、各科目で合格点を目指すのは容易ではありません。

答練で目標点をとるなどの短期間の目標から逆算し、いつまでに講義を見て復習を進めるのかを計画し、実行に移す力が求められます。

受験期間を通して、スケジュール管理能力はかなり養われます。

公認会計士試験の概要について知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

 

継続力・忍耐力

合格までの長い道のりの中には様々な葛藤が生まれるでしょう。

成績が伸びない、モチベーションが保てない、計画通りに進まない、落ちたらどうしようという不安や焦り。

これらは全受験生が経験しているものです。

これらを乗り越え、勉強を続けた先に合格があります。

どんなに辛い状況になっても続ける力、耐える力、まさに継続力と忍耐力が必要な試験です。

かなり精神的にも鍛えられます。

とはいえ、長期間の勉強を一人で乗り越えられる人は多くありません。

試験の難しさや試験科目の多さだけでなく、そういったメンタルや計画のサポート面からも、予備校の利用をおすすめしています。

無料なので、まずは予備校に資料請求してみましょう。

資格の大原に資料請求(無料)してみる!

 

合格までに必要な勉強時間などを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!

 

会計士に必要なスキル:就職後

合格後、監査法人に勤務するにあたって必要なスキルを4つ紹介します。

タスク管理能力

1つ目はタスク管理能力

監査の仕事は、クライアントである会社の報告書日までに会社の提出書類の監査を必ず終えなければなりません。

報告書日前は、資料がたくさん来て調書を作ったりクライアントとやりとりをしたり、やることがたくさんあります。

それらのタスクを把握し、優先順位を判断し、締切に間に合わせる、そういったタスク管理能力が必要不可欠です。

また、監査法人に勤務して思ったことは、自分のタスクをきちんとこなせば後はわりと自由ということです。

出社してもリモートでも良い、時短勤務や中抜け制度も利用されています。

各自が自分のタスクに責任を持っているからこそ、ある程度自由な働き方ができると言えます。

 

コミュニケーション力

2つ目はコミュニケーション力

クライアントの大きさにもよりますが、監査は基本的に5~6人で1チームとなり作業をすることが多いです。

進捗状況を報告しあい、問題点があったら共有する。チーム内で議論をすることもあります。

また、クライアントに対して指摘事項の確認や必要な情報を引き出すことが必要な時もあります。

ヒアリングや監査結果の説明などで経営者の方と接する機会もあり、コミュニケーション力が必要です。

 

情報処理能力

3つ目は情報処理能力

監査調書を作るにあたり参考とする資料はたくさんあります。

前期調書、クライアントからのデータ、参考とする会計基準、そういった様々な資料、大量の情報から必要なデータを選択し、調書にまとめる

情報処理の力がつくと仕事の効率も上がります。

パソコンスキル(Excel)

4つ目はパソコンスキルです。

その中でも特に重要だと感じたのはExcelです。

監査調書はExcelを使って作成します。そのため、Excelを使いこなせる人ほど早く調書を作成できます。

具体的には、ショートカットキーや関数、ピボットテーブルやデータ加工など。

これらのスキルを身につけると格段に仕事が早くなります。

とはいえ、入社時は誰でも完璧にできるわけではありません。

先輩方も優しく教えてくれますし、前期調書に答えが書いてあることも。

徐々に覚えていきましょう。

 

私が実際に購入して使っているExcel本を載せておきます。2冊とも作業机の隣に置いていつでも見れるようにしています。

まさに「最強」!辞書として使っています。

巻末にショートカットキーがまとめられていて、困ったらすぐにそれを確認!

 

スポンサーリンク

合ったら役に立つ:+αスキル

ここからは必須ではないものの、あったら役に立つ+αスキルをご紹介します。

語学力(英語力)

監査法人に勤務する上で語学力(ここでは英語という前提でお話します)は必須ではありません

就活時に希望を聞かれます。

グローバルに働きたいわけではなければ、その旨を伝えれば全くと言っていいほど英語が必要となる機会はありません。

 

一方、海外勤務がしたい、独立して海外の人を顧客にしたいなどと考えている人は英語力が必要です。

しかし、就活の段階で高い英語力(TOEIC何点以上など)を求められることはありませんでした。

むしろ、グローバルに働く意志があるのかというやる気を見られていました。

やる気があるなら、英語を学ぶのは就職後でも大丈夫という方針のようです。

海外勤務に興味はるけど帰国子女じゃないし…、会計士の勉強で忙しくて英語の勉強は全く…。

大丈夫です!

就職後に勉強でも遅くありません。やる気が大切です。

 

営業力

これは独立などを考えている人に必要なスキルです。

独立したら自分で顧客を得なければ行けません

自分を売り出す営業力は監査法人にいるだけで身につけることは難しいでしょう。

独立を考えている人は、早くから営業力をつける意識を持つことが重要と言えます。

また、人脈を作る力や従業員を雇用する場合は人事面でのマネジメント、事務所の運営などの経営能力も必要です。

 

まとめ

公認会計士に必要なスキルや能力について書きましたが、いかかでしたでしょうか。

今回のポイントは以下のとおり。参考になったら嬉しいです。

会計士に必要なスキル:合格前
1.スケジュール管理能力
2.継続力・忍耐力
会計士に必要なスキル:合格後
1.タスク管理能力
2.コミュニケーション能力
3.情報処理能力
4.パソコンスキル(Excel)
合ったら役立つ!+α編
1.英語力
3.営業力

 

公認会計士に興味を持った方はまずは予備校に資料請求(無料)してみましょう!

資料請求(無料)してみる!

 

 

スポンサーリンク

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました