監査法人の会計士は転職が多いって本当?
どんな転職先があるの?
年収はどれくらい?
そんな疑問にお答えします!
こんにちは!りんごです🍎
会計士の転職事情について、実際に監査法人に入って感じたこと経験したことをもとに解説します。
・会計士は転職が多いのか
・会計士の主な転職先
・想定年収
会計士は転職が多い!?
公認会計士試験に合格した人のほとんどがまずは監査法人に入社します。
監査法人に勤務する会計士は転職する人が非常に多いです。
入社5年目の先輩は同期の半分が転職し、
入社10年目の先輩は8割が転職したと言っていました。
このように転職する人が多く、流動性が高いのが監査法人の大きな特徴です。
そのため、監査法人勤務の会計士にはどんな転職先があるのか、その仕事内容や年収などを知っておくことはとっても重要です!
主な転職先
会計士の主な転職先は6つあります。
監査法人への転職
公認会計士試験に合格した人のほとんどがまずは監査法人に入社します。
そのため転職となると監査法人を選択肢から外しがちですが、監査法人を変えることも選択肢の1つです。
大手監査法人から別の大手へ、中小から大手へ、大手から中小へなどパターンは様々。
中小監査法人は大手に比べて採用に積極的な傾向があります。
年収は転職前と大きく変わることはないので、約600万円~となります。
経理
会計士の転職先として最も人気なのが経理。
監査法人で得た知識やスキルをフルに活かせるのが特徴です。
また、ワークライフバランスをとりやすい傾向にあります。
監査法人に比べて年収は下がる傾向にあり、500~600万円となります。
コンサルティングファーム(FAS)
特に若手会計士に人気の転職先。
会計士がコンサルティングファームに転職となる場合、FASコンサルを選ぶことが多いです。
FASとはFinansial Advisory Servicesの略で、財務DDやバリュエーション、事業再生などを行います。
いわゆる「会計面でのコンサル」です。
年収は監査法人勤務より上がることが多く、700万から900万ほど。1000万円を超える場合もあります。
しかしコンサルティングファームはその会社の規模や担当するプロジェクトの大きさにより忙しさや年収も大きく変わります。
転職の際には仕事内容についてよく把握することが必要です。
監査法人のアドバイザリー部門
コンサルに興味がある場合、監査法人のアドバイザリー部門に転職という選択肢もあります。
こちらも「会計面でのコンサル」を行います。
監査法人のアドバイザリー部門と、FAS系のコンサルティング会社の違いは以下のとおりです。
プロジェクト規模
年収
忙しさ
監査法人アドバイザリー
大
高い
忙しい
コンサル会社(FAS)
小
プロジェクトにより様々
プロジェクトにより様々
一般に、監査法人のアドバイザリーは「プロジェクト規模も大きく、年収も安定して高くて、忙しい」です。
コンサルティング会社は転職する会社によってプロジェクトの規模も異なるので、一概には言えません。
年収は監査法人勤務より上がることが多く、700万から900万ほど。1000万円を超える場合もあります。
会計事務所
将来独立し、会計事務所を開きたいと考えている人に人気の転職先。
税理士法人に比べて比較的規模が小さいのが特徴です。
そのため小規模の企業や個人を顧客としています。
監査法人と年収はさほど変わらず、約600万円~となります。
税理士法人
税務の知識をつけたい人に人気の転職先。
会計事務所に比べて比較的規模が大きく、税務に特化した業務を行うのが特徴です。
監査法人と年収はさほど変わらず、約600万円~となります。
まとめ
会計士の転職先について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のポイントは以下のとおり!参考になったら嬉しいです。
・会計士の主な転職先6つ
監査法人・経理・コンサルティングファーム・監査法人アドバイザリー部門
会計事務所・税理士法人
転職の多い会計士は早い段階からの情報収集や自身のキャリアについて考えることがとても大切です。
そのためには公認会計士に特化した転職エージェントの利用が必須です。
気になる転職先(業種)があれば、転職エージェントから詳細を聞いてみて下さい。
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